業務の引継ぎはスムーズに
退職日が決まったら、担当業務の整理や引継ぎを行います。
通常の業務に加え引継ぎも行いますので、普段以上に忙しくなることは覚悟してください。
また、スムーズな引継ぎには、業務の内容や手順書などの文書が不可欠です。
文書には以下のポイントを押さえておきましょう。
・担当業務の目的や社内での位置づけ
・業務全体の流れのフローチャートと担当範囲
・各段階の作業手順や要点、優先事項、注意事項
・顧客企業や担当窓口の情報（取引概要、特徴なども付記）
・顧客連絡先一覧（アドレス帳のほか名刺ファイルも整理）
・業者企業や担当窓口の情報（取引概要、特徴なども付記）
・業者連絡先一覧（アドレス帳のほか名刺ファイルも整理）
・業務別および取引先別に起きやすいトラブルと対処法
・社内資料や書類、帳票類などの保管場所について
・決済や依頼項目別の問い合わせ先（社内関連部署、担当者など）
営業など外回りをしている人は顧客への挨拶も忘れずに行いましょう。業務を引き継いでいくと、徐々に手持ち無沙汰になってきますが、そんな時は事務的なスペースの整理や雑用を積極的に行うようにしましょう。
