司法書士の仕事
仕事内容
司法書士の主な仕事は、登記・供託の手続き、裁判所・検察庁・法務局への事務、成年後見業務(判断能力の面でハンディキャップを負っている方への法的手続き)、債務整理などですが、身近な暮らしの法律トラブルを解決するお手伝いも行います。
さらに法務大臣が実施する簡裁訴訟代理能力認定考査で認定を受けた司法書士(認定司法書士)は、上記の業務のほかに簡易裁判所における訴訟代理及び紛争の目的の価額が裁判所法第33条第1項第1号に定める額(140万円)を超えないものについて相談に応じ、または裁判外の和解について代理することなどの法律事務も行います。
単なる代書にとどまらず、裁判官・検察官・弁護士に加えて、「第四の法曹」と呼ばれ、総合的な法律のアドバイザーとなりつつあり、独立することが可能な職種です。
必要な能力など
法務省が実施する司法書士試験に合格する必要があります。そのほかの方法としては、「司法書士の資格認定に関する訓令」第1条に当てはまる人が申請すると、考査の上で司法書士資格を得ることもできます。
資格以外では、人脈や管理能力が必要です。実績を積み重ねていくと、依頼も多くなってくるでしょう。